プロジェクトタンゴは、高度なコンピュータビジョン、画像処理、特殊なセンサーを追加することで、Androidデバイスプラットフォームに新しい空間知覚を与えます。カスタマイズされたハードウェアおよびソフトウェアを使用して、プロジェクトタンゴデバイスは、通過した領域を学習しながら、リアルタイムでデバイスの完全な3次元の動きを追跡するように設計されています。
開発するすべてのアプリケーションの実行、テストにはProject Tangoタブレット開発キットが必要です。デバイスをお持ちでない場合は、サインアップしておくことで販売可能な場合に知らせを受け取ることができます。それまでの間、Project Tangoのアプリをどのように作成するかを学ぶためにドキュメントとAPIに慣れることができます。
プロジェクトタンゴを始めるためにいくつかの選択肢があります:
コンセプトの集中講座
コンピュータビジョンやSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)などのプロジェクトタンゴの裏にある基盤技術に精通していないのであれば、プロジェクトタンゴの能力と制限の両方について学ぶために、コンセプトページを読むことをお勧めします。
まず、3つの主要なプロジェクトタンゴのコア技術を簡単に紹介したコンセプトの概要のページを読んでください。
その後、モーショントラッキング、領域学習(Area Learning)、奥行き知覚(Depth Perception)の実装の詳細についてもっと学んでください。
学ぶために有用なコンセプトセクションの中にはほかにいくつかのトピックがあります。プロジェクトタンゴデバイスの能力の一つは、与えられた時間におけるデバイスの向きや位置といった姿勢データを取得できることです。デバイスの姿勢は開始時のデバイス位置や事前に学習した領域に対する相対的なものであるため、参照フレームを理解することは非常に重要で、座標システムの表記はX、Y、 Z座標がデバイスに対して実際にどちらを向いているかの考え方を与えます。
ARやカメラと仮想世界を一致させる必要のあることをするのであれば、カメラの内部パラメータと外部パラメータによって視野角を計算する方法を理解することは有用です。
APIをはじめよう
プロジェクトタンゴはCや JavaのAPIとUnityのSDKを提供しています。あなたに合った決定を支援するAPIの選択ページ見てみましょう。
APIとSDKはダウンロードページからダウンロードできます。
チュートリアルとサンプルコードは、APIガイドセクションにあります:
アプリの公開
プロジェクトタンゴのアプリをGoogle Play Storeに公開するのは通常のAndroidアプリの公開プロセスに似ていますが、いくつかの特別なことが必要です。
プレイストアのアプリを準備する方法の詳細については公開のTipsを参照してください。
プライバシー許可ダイアログ: プロジェクトタンゴデバイスが位置を追跡したり領域を学習するためにデバイスのカメラから視覚的な手がかりを利用して動作します。ユーザーのプライバシーを保護するためにモーショントラッキングのためのカメラを使用すること、領域記述ファイル(area description file; ADF)をアクセス/保存することについて事前にユーザーの許可を得なければいけません。これについては、C、Java、Unityのチュートリアルを参照してください。
私たちのユーザーエクスペリエンスのベストプラクティスに関する提言を読んでください。
デモページにあるビデオクリップでプロジェクトタンゴのデモアプリを見てください。
ハードウェア情報
プロジェクトタンゴタブレット開発キットユーザガイド には技術仕様と同様にデバイスの始め方についての情報が載っています。
デバイスの制限と国際制限の詳細について知るためにプロジェクトタンゴタブレット開発キットの安全性および規制に関する情報 を参照してください。
Questions? Comments?
サポートページでは、プロジェクトタンゴチームとやり取りできます。